沖縄中部本部半島今帰仁村。美ら海水族館など観光施設も多いが一歩入ると自然豊かな町。

今帰仁城址。14世紀、琉球王国成立以前に存在した北山の国王・北山王の居城だったそう。

海を見下ろせる高台にそびえる城跡はその規模の大きさに驚きました。

そこから少しいったところにatelierを構えるcafe bar 誠平。

東京で飲食店を経営していた金井さん夫妻が縁あってこの地に落ちつき

atelierの周辺の植物や友人たちが作る果実を使いコーディアル、チャイ、リリコイバターといった瓶詰めを作っています

敷地の中には星を見るための場所も作られていました。カフェと宿もあります。

コーディアルは出来上がりの都度に使っているものが異なりますので色も異なるかもしれません。
訪問時に金井さんが入れてくださった「真夜中のサーカス」の炭酸割。

カウンター越しに色々とお話をさせて頂きました。

ジュニパーベリーだったと思います。

コロナで営業されていないけれども素敵な空間のカフェスペースでいただきました。

アトリエの周りにはコーディアルに使われるハーブの元となる植物がちから強く育っていました。

こちらは琉球肉桂。葉を食べるとシナモンの味がします。

どぎつくなく柔らかでありながらでもしっかりと存在感を感じる味わいでした。

沖縄で地元の方ともしっかりと関係をつくり、静かにでも熱い性格ゆえ慕われるんだろうなというご夫妻。もちろん見せていない苦労もあるのだろうけど、彼らの生き方、暮らし方は響くものがありました。

彼らの”作品”でもあるコーディアルなどのビン詰を通して沖縄へ机上旅行した気分になっていただきたい、丁寧に作られたビン詰を味わってもらい暮らしのあり様を考えるきっかけになっていただけたらと思い久しぶりに食品を扱うことにしました。

少しお値段は張りますが自信を持ってオススメ出来るものです。